梅花空木
7月はあっという間にやって来ました。19日には「悪魔のロシアツアー」に出発ですが、まとまらないイメージの中で、今日は特に暑い日でしたから、ボウッとしておりました。
先週土曜日に、「木内宏治追悼作品コンサート」にいってまいりました。
この方は昨年5月に亡くなられたのですが、1977年から2001年まで「北海道合唱団」を率いて、北海道のうたごえ運動を大きく牽引された方でした。作詞、作曲、編曲作品が多くあり、8次にわたる「ソ連」「ユーラシア」公演を行い、その国々の民謡などを採譜、紹介をされた方でもありました。
コンサートの出演は、木内さんが育てられた合唱団を中心に、9団体がそれぞれに思い出の深い合唱を演奏されました。
hahatenがうたごえ運動に関わったのは1964年から1970年頃までですので、直接の面識はありませんでしたが、当時は、三井三池闘争や沖縄返還闘争、ベトナム戦争反対など労働運動や平和運動が高揚した時期であり、高度経済成長真っ只中で、国家公務員も初めてのストライキを闘ったときでした。当時は、集会でも歌、デモ行進でも歌、と盛り上がったときでした。
同時代を生きてきた先駆者の木内宏治さんが生み出してきた作品の数々が、長く歌い継がれることを祈ります。