春! 沖縄に「真の春」を

クリスマスローズ
このところの新聞の政治欄は腹立たしいことばかりですね。戦力を持たないとした憲法を「勝手な解釈」で、海外で軍事行動を行う「集団自的衛権の行使容認」へ、しかも米軍いるところ「日本軍」が付き添うという境目のない軍事行動に走ろうとしていることなど本当にストレスを感じる毎日です。
そして、沖縄辺野古への基地移設の問題も深刻です。
新聞報道を参考にすると、2013年2月に仲井真前知事が埋め立てを承認して以来、その一年後に行われた知事選で、「移設阻止」を掲げた翁長さんが知事となり、沖縄県民の民意を代表する立場に立ちました。その県民の意思をバックに昨日「辺野古における作業の停止を防衛局に指示し、岩礁破砕許可も取り消すと表明しました。国は争う構えです。官房長官が「我が国は法治国家だ」と言ったそうですが、何か変ですね。ご都合主義のようで・・・民意を尊重するという憲法の趣旨をまったくないがしろにしているように思えますが。
辺野古の海を訪れた知人達は、皆、海の美しさに感動し、そこで営まれるサンゴや魚などの生命を育てていくことの意味を一様に話しています。この海に軍事基地は似合わない、平和憲法を掲げた日本に戦争に出かける軍隊もまた似合いませんね。
写真のクリスマスローズ。ひと冬雪の下で押しつぶされているようですが、しっかりと花のつぼみを3個作っておりました。
沖縄の人々の「春」は今どのあたりでしょうか? 冬の季節に逆行しないようhahatenも声をあげていかなければなりませんね。