握る力


地震に続いて大雨、札幌の今日は風が強く吹いています。サクランボの実が葉蔭で色付き始めているのに写真を撮るにも揺れに揺れています。その隣ではバイカウツギが白い蕾をふくらませています。夏日が訪れるのを心待ちしています。
今日は3ヶ月毎の歯科検診でした。4×7=28本を保って一応のパスでしたが、老齢を重ねるということは身体全体的に老いが徐々に進むということですから、歯だけしっかりしているはないわけで、この頃「80歳で20本」の口腔ケア商品が出回っているのを見て、いつか歯が抜け落ちるのだなあとトホホとなりますよ。
例によって今日の朝日新聞をチョット見していたら、「タオル絞りで握力高めよう」の記事が。
『握るという動作は人間が生後間もなく獲得する動作で、私たちは日々の暮らしの中でこの動作をとても多く行っており大切な機能と考えられている。握力は筋力だけではなくサルコペニアや、心筋梗塞の発症リスクとも深く関わっていることがわかってきた。握力は、押す、引く、持つ、つかまる、などいろいろな動作の基盤となる力で、これが低下してくると日常生活の様々な動作に影響を及ぼしてくる・・・』
最近のhahatenはこのことが身を以てよくわかります。重い荷物を持つのが嫌になった、ペットボトルの口を開けられない、タオルを絞り切れない、布団など厚いものを掴み切れないなどなど・・・
そこで!特に勧められているのが『タオル絞り』!絞るという動作は左右の指と腕の両方の力を必要とする運動なのでおススメということです。時々握る手の上下を入れ替えることも大切だそうです。
つらつらと考えを巡らしたら、家の中で拭くということを考えたら、扱いが楽な紙に替わっていて、洗って絞るということが少なくなっていました。これからはちょっと面倒ですが、布巾や雑巾を使って洗う絞るを心掛けたいと思いました。肩甲骨も使ってね。