老対老ボランティア

昨日の午後は不思議なことが起こった。

電話が鳴ったのでとると、高齢の女性らしい声で○○さんですね、とこちらの名前を確認してから、□□ですが家の前の雪を片付けて欲しい。△△さんに電話をしたけれど居なくて。お湯を沸かしているのでお願いします、と。知らない人だし相手先を間違えているのではないかと思い、かけ間違えじゃないかと言うと、いやいや、○○さんでしょ?協力委員になっているでしょ?お湯を沸かしているので雪を片付けて欲しい、と言うのです。

町内会の方ですかと聞くと、そうだと言う。町内会の役員をしている夫ならわかるかと、夫に電話に出てもらいました。夫もかなり右往左往して交通整理できないでいましたが、とりあえず雪を片付けてほしいは理解できたので、ふたりで行ってみることにしました。スコップを背負ってね。

同じ町内会とは言え、一丁も離れた方へのお手伝いは普通はないので、不思議でしたね。

さてそのお宅に行ってみると、除雪車が入って残して行った雪が家の前にありました。ご主人さんが出て来て、玄関前にあった融雪槽の蓋を開けたら、中でお湯が煮だっておりました。これかあ!お湯を沸かすの正体は! 合点が行きました。雪を投げ入れて融かすんです。

最近腰が痛い夫はチョット尻込みしていましたが、お湯が沸いた融雪槽に雪を投げ入れることとなりました。まあ人助けと思ってね。

でも不思議です。我が家にどうして電話がかかってきたのかわからないんです。夫が雪投げをするのが当然のような言い方も腑に落ちないし、配られている町内会役員の名簿なら、会長が一番上だし、協力会員なんて態勢は知らないというし・・・・ちょっとしたご病気でなければいいですけどね。

でもお役立ちを果たした当方としてはまあ良かったかな?と。

午前中は我が家の雪投げ、午後はボランティアの雪投げ。さすがに今日は腰が痛く、疲れております。

老に対して老のボランティアは結構きついものがありますね。トホホホホ