視覚障害者の「読書」(1)

hahatenのアバウト生活、どうでしょう

本年最後の満月 コールドムーン

霞んでいますが、今年最後の満月ということで、パチリと一枚残しておきます。

hahatenが視覚障害者となってから、「本を読む」ことが出来るようになったことは、ある意味皮肉なことですが、読めないのに読書体験ができるというのはとても幸せなことです。視覚障害者情報ネットワークシステム{サピエ}から音で聴く本が数多く提供されているからです。

「サピエ」は、視覚障害者を始め、 目で文字を読むことが困難な方々に対して、さまざまな情報を点字、 音声データなどで提供するネットワークです。サピエ図書館はサピエのメインサービスです。

何百ページもある一冊の本を、一人の読み手によってそれがデーター化され、提供されているわけです。老後は読書三昧の生活を送りたいと思いながら、視力減退の中で諦めざるを得なかった読書ですが、今はシャワーのように浴びることができるようになりました。今は、ちょっとしたきっかけ、で知る本を聴いています。うれしいことです。

視覚障害者情報総合ネットワーク