3月になりました。外の雪も明るい陽ざしの中で、少しずつ融けているようです。雪の下にある道路の排水溝あたりで、ピトン、ピトーンと水が流れ落ちる音がしています。
春ですねえ。心も春めいてきます。
そんな折、隣の母が、母の妹のところから送られてきた「ふのり」を抱えてやって来ました。
磯から採りたてのものです。
「いつもなら、こしらえてやるんだけど、大儀でねえ」と言ってその方法を伝授していきました。
少し大きくなったふのりは、先の方に小さな石を抱えているのがあるそうで、それを指先で確かめながら石を取っていくようでした。
磯の香りを楽しみながら、小一時間ほど頑張ってきれいなふのりになりました。 冷凍しておくといつまでも生のふのりを楽しむことができます。
ヨシッ！今夜は「ふのり」をどっさり入れた味噌汁じゃー！ 春一番の味覚です。
