コーヒーは香味の抽出

友人に誘われて、石狩市にあるコーヒー専門店《徳光珈琲》の珈琲の基本抽出教室に行ってきました。
今はもっぱらコーヒーメーカーで淹れておりますが、珈琲を飲まない日はないほど、結構がぶ飲みタイプかな?と思います。
それに、コーヒーに関しては大雑把に楽しんでおりますが、教室でいろいろ学んでみると、デリケートな神経と、細やかでやさしい対応がとても必要なことがわかりました。hahatenに一番欠けているところと認識しました!

先ず、コーヒー選び
コーヒーは、雨期と乾期のはっきりしている高地で栽培収穫されますが、お米と同じように、収穫後時を経ることで味が変わっていくため、良質の香味を味わいたいと思えば、収穫の時期を見据えて、日本に入ってきて日の浅いものを選ぶということ。
そして、焙煎。
ブレンドコーヒーは「単品ロースト」した組み合わせであることが条件。「ダブルロースト」は豆に火を通すことが目的で、香味を追求するやり方でない。いわゆる2度炊きはコーヒーには合わない。
焙煎の度合い
香味は豆の種類で当然違ってくるが、一般的に煎りが浅い方が酸味が強く、煎りが深くなるにつれて酸味がやわらぎ、こくが増す。さらに深煎りになると苦味が支配的になる。
ここまでは、信頼できるお店にお任せでいいようですが、hahatenの覚書ということで・・・

さて、いよいよ抽出の実践に入りました。
お湯の温度は90度。沸騰したお湯をポットに移し変えてちょうどよいくらい、ポットは注ぎ口の細いポットを使い(帰りに買いました)優しく均一なお湯の流れで注ぐことが絶対条件。これがなかなか出来ないのです。ドーッと出たり、途切れ途切れになったり・・・
このお湯を注ぐ量とタイミングは文章に表しきれません。ただ、お湯に粉をしみ込ませる気持ちと、教科書にはありますから、しみじみーッとした気持ちが一番大事なのでしょう。
結果は? 粉がやや深煎りのシティローストだったのに、コクがなくさらっとした味わいでした。先生が抽出したコーヒーはさすがにコクがありました。一緒の友人も、きちんとコクのあるコーヒーに仕上がって先生に褒められておりました。
あとは実際に家で何度も試してみなくてはなりませんね。
それにしてもゆったりとした時間を作らなくては!

ちなみにこのときのドリッパーは、KONO式でした。
また、このお店に興味のある方は「徳光珈琲」で検索してみてください。