まんじゅうこわい?

子供が小さい頃読んでいた落語の本に、「まんじゅうこわい」というのがありまして、何にも怖いものがないと言う若者に、なにか怖いものがあるだろうと仲間が迫ると「まんじゅうがこわい、口に出すだけでも怖くなった」というので、よし、怖がらせてやろうと、饅頭を山盛り持って行くのです。あとから、さぞ怖がっているだろうと思い覗いてみると、饅頭をうれしそうに食べている。騙されたかなと思い、本当は何が怖いんだときくと、濃くておいしいお茶が怖い、といった内容でした。
なぜかこの話を思い出したのは、hahatenは今日、甘味めぐりそのものだったからです。
今日は恒例によって、お茶の稽古日でした。お菓子は「練りきり」大きめでした。二服目のお茶のときはいつもでしたら軽い干菓子となるのですが、お休みしていた人がいたので、大き目のねりきりを頂いてしまいました。そこがhahatenの弱いところ!控えることはできたのですが、ついつい・・・
そしていつもより早めに稽古が終わり、大通り公園のライラック祭りで野点があるということで集って帰りに寄る事になりました。
表千家と大和遠州流のお茶席に寄り、2服=お団子とお饅頭! ちょっと甘いもの漬けですねえ、と言いながら、丸井デパートで開かれている「高橋千弥」さんの作陶展に寄りました。
茶道の道具を主に作っていらっしゃる方で、お茶席もありました。見せていただいておりましたら、「点て出しですがどうぞお座りください」と勧められ、そこでも一席。
お抹茶=お饅頭でした。
半日だけで5個も甘味をいただいてしまい、さすがに帰り道、胸がむかつきました。いまだに胸がつかえております。
まんじゅうこわい」は本音です。
ユメユメ、甘いものをhahatenにお届けくださいませんように。