礼文島 花盛り 

花の浮島 礼文島に行ってまいりました。6月25日の夜11時に札幌を出発し、帰着は29日午前2時、丸々3日間楽しく過ごしてきました。
お天気は最高で、一日目は両足で踏ん張っていないとよろめいてしまうほど風が強い日でしたが、利尻島がくっきりと見えていましたから、ラッキーな幕開けでした。翌日は、波もおさまり一週間ぶりに出漁したといいますから、風もなく朝から快晴に近い一日でした。3日目最終日は曇り。礼文岳頂上は西側から吹き上げるガスがかかり、展望はあまりよくなかったけれど、島の東側は岬の果てまで見通すことができ、東西の天候の差がはっきりとわかる一日でした。
歩いて歩いて歩き通した旅でもありました。島についてすぐ3時間半、翌日は6時間、最終は4時間いずれもアップダウンの連続。でも道の両側に咲き乱れる花々に見とれ・・・進むうちに・・・ついつい歩かされてしまうのです。それに、なだらかな島のなだらかな起伏、一転、抉られたような荒々しい断崖、下から吹き上げてくる強風。日本の最北端の島は優しさと厳しさが一体となった島でした。

4人が4人とも礼文島は初めてで、しかも行ってみなければわからないアバウトな旅だったのですが、お天気が幸いしたということで、帰ってから友人が歌を送ってくれました。
みながゆく 礼文島なれど 選ばれし人のみ味わう 島の醍醐味
これは私たちのことですね。いろいろ思い出すと、先ず「運がよかった」「足で実感した」かけがえのない旅でした。(明日に続きます)