不戦を誓った憲法を守りたい

今日はシトシト・・・しょぼしょぼ・・・と雨が降り続いております。このところ暑い日、肌寒い日、晴れの日雨の日など入れ替わり立ち代わりの不安定な日々となっております。体調や気持ちもお天気に左右されるようになったなあと時々思います。
まあ今日はブルーグレー色でそこそこに過ごすことにしましょう。
さて、昨日はよいお天気でした。そして52回目を迎えた北海道母親大会が札幌市市民ホールで開かれました。午前中はいろいろな分科会があり、子供をとりまく「貧困」問題や、裁判員制度、小樽と多喜二文学、そして旭山動物園園長さんによる講演など1000人を超える方々が参加しました。
午後からは、一橋大学教授の渡辺 治さんの憲法9条と25条から平和と暮らしについてお話がありました。hahatenは会場係りというお手伝いで参加しましたので、結構な力仕事や参加者の誘導などで立ったり、走ったり、階段を駆け上がったり・・・・ 朝8時に家を出て、夕方5時半に帰宅するまでほとんど座ることなく、(おまけに帰りの地下鉄では座席が空いていなかった!)身体的にはかなりな負荷がかかった一日でした。
廊下やロビー(市民ホールではホワイエfoyer)での仕事が多かったのですが、時間が空いたときに、もう最後のほうの講演を少しだけ聴きました。
・・・憲法が誕生してから62年になった。今の人々の感覚で考えると62年という年月はまだまだ若いし、還暦を迎えても昔のような重々しさはないのであるが、憲法は誕生してからすぐにその命を絶とう絶とうとする攻撃にさらされ続けてきた62年である。この平和憲法は「62年も生きてきている!」というとらえ方で守り通していかなければならない・・・」というようなお話が印象的でした。
何度も書いてしまいますが、hahatenは終戦年の生まれですので戦後年。戦争を経験することなく64年も生きていることの尊さは、この日本国憲法が与えてくれた贈り物ですね。永久に不戦を誓った憲法の誇りにこだわって生きたいものと、思いました。
母親大会は、命を生み出す母親は、命を守り、育てることを誓います をスローガンにしてかけがえのない生命の平和を守るために活動しています。この社会に生ある人々すべてに母の存在があることを考えれば、「母」の願いは誰もが納得できる願いであるようにと・・・・・