年があらたまる前に滑り込みの話・・・

あと5時間ほどで、カタッと01.01.10に切り替わります。31日今朝の天声人語は「時は公平だ。誰の一日にも24時間が与えられる。8760時間を使い切って一年が尽きる」と。
そのあとにくるたくさんの新しい時間が、衣食住、精神足りて過ごせる日々でありますようにと祈ります。
一年間使ったカレンダーを下ろして、書き込まれた予定を読んでいるとこの一年忙しく過ぎたのだなあといろいろ思い出します。
このブログで一度も触れなかったこと、触れたくなかったことがひとつあります。それは2月9日未明に父が亡くなったことです。90歳のときに胃がんの手術をし、とりきれなかった癌が3年後に食道との境目をふさぎ、94歳で彼岸に旅立ちました。
父とのかかわりは、私が5歳の時にシベリア抑留から帰国した時に始まります。以来ずーっとお互い親しく交わることのなかった父と娘が、深く、複雑な確執を持ち続けたまま、そこから、父だけが下りてしまいました。
90歳になる母だけが残されました。それが隣にいる老いた母親です。これからの展開は「老親ひとりになったら面倒をみるから」と言った弟の言葉にかかっているのですが、一年経とうとする今、訪ねてくる足は遠のくばかりで、どっちつかずの生活の有りようのなかに母も結果としてhahatenも浸かっているわけです。ハァァア・・・
父は何も言遺す事なく逝きましたので、私は気持ちが試されるような、実際ストレス負け状態ですから・・・体調もよくないし、時には○○家裏サイトを書きたくなることがありますよ。多分、年が変わってもこの混沌とした状態は続くのかと・・・

さて紅白歌合戦も幕開けた大晦日の夜、雪の降る中、息子がわたし達の家に辿り着く時間ももう少し。年越し蕎麦の準備にかからなくては・・・皆さんも楽しくカウントダウンの夜をお楽しみください。