有森博さんのピアノリサイタル

先週の木曜日、7月7日にKITARA小ホールで行われたピアノの演奏会へ行ってまいりました。
川窪八洋(はちよう)氏追悼コンサートということで、この方は北海道の労音や音鑑の活動を引き継いで、北海道芸協という会社組織をたちあげ、良質な音楽を招聘するという活動に献身的に尽くされた方だそうですが、昨年7月7日に亡くなられ、芸協はこの方の死と共にその幕を下ろしたそうです。
昨年9月の日本フィル、11月の東儀秀樹x古澤巌の演奏会が最後だったのでしょうか?何も知らないhahatenはなぜか聴きに行っていました。
さてピアノリサイタル。今年のメーデー会場で会った友人に勧められたんです。演奏家の名前も知らないし、ピアノリサイタルなんて初めてのことだし・・・でも声をかけてくれたんだから・・・と思ってチケットを買いました。席番はよかったです。ピアノの鍵盤が正面に見える位置でした。
ピアノの演奏は、演奏家の緩急ある全身の動きや、鍵盤の上で神業のように動く手や指、それと一緒に送り出されてくる強い音、柔らかい音、などなど、ピアノと人が一体となって紡ぎだしてくるものなのだなあとあらためて思いました。そのように聴いていると、ほとんど知らない曲ばかりでしたが、「いっぱい聴いたなあ」という満足感にひたりました。
ところで、このところ何度か聴いている日本フィルの演奏を、札幌ではもう聴けなくなるのでしょうか?

有森博さんは http://www2.odn.ne.jp/~ckj28560/index.htm ホームページがあります