札幌公演 全国紫金草合唱団 

うるう秒」の2015年まで当面存続が決まったようですね。アナログ人間hahatenはなぜかホツとしています。
たとえば、現在原子時計を使いこなしている国はドイツ、フランス、アメリカ、日本のようで、この数台の時計で全世界を仕切るには危うい感じがしませんか?それよりも「うるう秒」を簡単に挿入できるシステム開発の方が平和的でよいのではと思いますね。1秒のこととはいえ、空を見上げて悩まなくてよいので、とりあえずよかったです。
さて、目の調子が悪く、しばらく日記を休んでしまいました。目が悪いと思考も滞るので危ないです。車の運転も見込み運転になるので危ないです。トホホホホの毎日です。
でも18日夜、全国紫金草合唱団の”初”札幌公演に行って来ました。
この合唱団は、南京事件をテーマとした「合唱朗読構成、紫金草物語」を全国で歌い、日中友好を願って南京、北京、上海など訪中公演を行っている、全国各地に団員を持つて活動を続けています。
今回は、ドイツにおける平和認識を研究されている北大文学研究科の小田博志先生の授業に招かれて教室で公演をされたのがきっかけで、是非一般市民にもとのことで私たちも場を移して初めて演奏を聴かせてもらいました。
紫金草とは、すみれ色の菜の花で、シベリヤ菜の花、諸葛菜、二月蘭、むらさき花大根などたくさんの名前を持つ花で、南京市の紫金山に咲き乱れていたのを、ある日本人兵士が日本に持ち帰り、悔恨の情と共に根を張らせた花なのだそうです。このことを題材に大門高子さんが「むらさき花だいこん」(新日本出版社)として出版し、このお話をもとに合唱組曲が作られました。
雪の中来札された合唱団員は50名ほど、東京や金沢、大阪などから参加されて、年金者の方が中心というのは、ウイークデーの公演だったからですね。会場があまり大きくなかったので、詞のことばひとつひとつがはっきりと聴こえ、朗読も、ソリストも場数を重ねている自信に溢れておりました。
hahatenが参加している「悪魔の飽食」全国合唱団のような在り様の合唱団が国内にあるということに、とても力付けられました。