新聞記事のごとくに「悪魔の飽食コンサート」が終わりました。新聞を読んだよというご苦労さんの電話を友人からもらいました。
でも「池辺さんについては何も触れていなかったよ」の一言で、また新聞を読み直しましたらその通りでした。どうしてなかったのでしょう?池辺さんなくては語れない・・・のにね
この組曲は池辺晋一郎さんの作曲で世に出ましたが、作曲者が合唱の指揮をとり続けているというのは稀有なことだそうですね。池辺さんは「指揮をする毎に新しい発見がある。楽譜に書いていないのに内容がどんどん変わっていく。いつからか自分自身もザワーッとするような感動を覚えることがある・・・」と話しておられました。
作詞者、作曲者、そして増え続ける歌い手たち、が織り成すこの「悪魔」の歌について、作詞者の森村誠一さんは当日の舞台トークで「歌えば歌うほど犠牲者たちの鎮魂になる、重たい気持ちではなく楽しく歌い、また、聴いてほしい」と。
北海道は、大陸から強制労働に狩り立てられてきた人々が今もって人知れず土の中に眠らされている過酷な歴史を抱えていますが、この地で初めて演奏される意味は大きく、今回の実行委員長、殿平さんという方は朱鞠内湖の朝鮮人労働者の遺骨の発掘に携わっている方であり、森村誠一作「笹の墓標」に実名で登場されている方ということで、「奇しき因縁」的な心を感じたかたも多かったようです。
ところでhahatenは、この公演に参加して、全国的な悪魔の飽食合唱団として、各地での公演に参加できるということになりました。「悪魔」に昇格です。お金のかかること(我が家は ×2人ですから)ではありますが・・・
ある開催地のホテルが「悪魔の飽食・・・」を「悪魔の餌食・・・」と看板を掲げたところがあるんだそうです。そのときから、「自分たちは「悪魔」の餌食になった!とみんなで喜んだそうですが、hahatenも同じ憂き目?に会いそうですね。
近々では、7月末に一週間、韓国での公演に参加したいと思っているのですが・・・韓国は初めてなのでかなりミーハー!!?? 2011年はニューヨーク公演ですってさ!超ミーハー!!
hahatenにとって「悪魔」決定のセレモニーは、お手を拝借、7・3・1手拍子でした。「悪魔」の手拍子です。一緒に歌いたい方はおりませんか?