ソウルタワーの一夜

初めに申し上げますが、ソウルタワーの説明はインターネットでご確認下さいね。
さて、
韓国、3日目は悪魔の飽食ソウル公演が13時からあり、それを終えてホテルに戻ったのは21時近くになっていました。友人数人でどこか屋台へと出かけようとしたのですが、どうも日曜日は道端が暗くなっている様子、どうする?としばし逡巡しておりましたら、これからソウルタワーへ行くという別のグループがいて、様子を聞きながら急遽4人(韓国語片言一人だけ)でタクシーに乗り、ソウルタワーへ向かいました。
市の中心部にあるソウルタワーへは、ロープウェーがあるのですが、なぜかその降り口までタクシーが行ってしまいました。多分ホテルの方が指示したのでしょうか?でもそこからかなりな坂が続いていて、みんなその上のタワーに向かって歩いています。
タワーへ上がると、さすがの夜景です。ソウル市は河に囲まれた都市。橋がかかってその上を走る車の列が見事な大都市であると感嘆させられます。展望台を回っていると先ほどの{悪魔」の仲間がおりました。私たちはもう降りますとのこと。何気なく別れましたが、それは、思い返すと下りのゴンドラが終了する時間(22:30)だったのです。トホホホ
お気楽な私たちはそれからかなり暫し、夜景を見た上、売店でお土産も買い、かなりな時間を過ごしました。hahatenは息子2人に邪魔にならないマグネットを買いましたよ。
もう帰りましょうかとタワーを降り、坂を下りましたら、ゴンドラはもう止まり、下から上がってくるタクシーもありません。ホテルを出てくるときに、親切なガイドさんから、客待ちして止まっているタクシーには乗らないように!とアドバイスを受けていたのですが下界に下りるに途方にくれた私たちは、客待ちしているタクシーに声をかけようか?と思って動き出したときに、黄色いバスがやってきました。
そう言えば、シャトルバスがあるって言ってたよ!と乗せてくれるかどうか頼んでみよう(言葉を話せないのに・・・???)でもそのバスは路線バスでした!
誰でも乗れるバスに乗ったはいいけれど、先乗り運賃でお金を払うに少々戸惑ったあたりも許せるかな?さて、どこで降りようかですね。停まるたびに、まだまだ山の斜面だ斜面だと言いながら、よし降りようと誰が言ったかどうかわからないのですが、とにかく斜面ではないところであわてて降りました。
さてこれからどうする?何か見たことのある景色だねえとつぶやきながら少し歩いたら、コンビニが。そこで店員のお兄さんにホテルの名前を言って訊ねましたが、どうもわからなく、Are You Speak English? 聞かれましたよ。もたもたしていると、タクシーが一台乗り込んできて止まりました。
ホテルの名前を言っているうちに、トラックが走り込んできました。タクシーが反対車線に止まっていたんですね。私たちには違和感はなかったのでトラックに少し批判の目を向けてしまいました。
トラックのあまりの勢いに道端に避けていたら、運転手同士の怒鳴りあいになってしまいました。あまりに過激!過激なので私たちは逃げましたよ。当てのない逃亡、は大袈裟ですが途方にくれていましたら、先ほどのタクシーが歩道に乗り上げてきて止まりました。(これも過激でしたね)
乗れ乗れと合図しています。片言の連れが話したら、指を2・3と合図します。2〜3分だよとのことでその車に乗り込みました。
少し行って、角を曲がって、目指すホテルでした!適正運賃でホテル着でした。
無事にホテルに帰り着いてのことですが、面白い経験でした!ソウルタワーの夜の思い出は、少し冒険的な思い出と共によみがえることでしょう。何か得をした気分。それもこれも仲間のおかげといつも付け加えることといたします。楽しく少しハラハラした夜でしたね。
この夜、かかわった人すべての皆様に「カムサハムニダーーー!!」