京都2006顛末記(3)

9月24日、3日間続いたよいお天気に感謝しながら、南禅寺北にある「永観堂」から、スタートしました。紅葉の名所であるというのは、入ってすぐそこかしこに、小さな葉の「もみじ」「もみじ」・・・山の斜面に添う回廊沿いにも「もみじ」。 紅葉の季節は文字通り真っ赤になるそうです。続いて野村美術館に感動し、「瓢亭」の朝粥へ

朝粥は、明治初め、近くの祇園界隈で夜遊びした旦那衆が朝帰りに、朝飯を食べさせろと店の雨戸をドンドン叩くので、粥を作って出したのが始まりとか。お粥は醤油味のとろんとした葛あんを懸けて食べるのです。これがとてもおいしいのです。ここも要予約ですが、京都へ行ったら話の種にはよいでしょう。??お吸物の大きな豆腐が芯まで熱くなく、気の抜けたものになっていたので hahatenはご機嫌斜めです。だって4100円もするんですよ。
 南禅寺は ヒト人ひと。そこからはタクシーで高台寺へ。運転手さんが勝手に祗園界隈を回って観光案内をして、「あ、この人が本物の舞妓さん。今頃は普段着で歩く。こんな時間にお寺のあちこちに出没する舞妓さん姿は、もう成人式を2度も済ませたような人もいるよ」・・・と。フフフたしかに2人ばかり観光客に囲まれた「舞妓さん」がおりました。
 例の運転手さんから「高台寺からは降りてくる人の多い坂をあがれば清水寺に行ける」???でしたがその言葉どおり通り、流に逆らって二寧坂、産寧坂をup・・・up・・・とのぼり清水寺を横目に、茶わん坂を今度はひたすら降りるのでした。京都へ来て清水焼を買わねば・・・と思っていたのでとある、陶器屋さんへ。マグカップを買っていたら、ここも蚊の攻撃に遭遇。
 グルメ鉄人のカードでのお買い物に時間がものすごくかかり、(このことはまたの機会に)足は痒いし、関空へ向う時間にギリギリギリ。・・・・まあ、間に合いまして、空港で彼女はソフトクリーム、hahatenはビール(キリン)を飲んで、旅の終わりを実感した次第です。ごくろうさんでした。

p/s ああ、京都地ビールを飲めなかったなー。残念。。。。。