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北海道の中でも局地的に大雪が降り、えりも町では乗用車の屋根が隠れるほどの大雪の中で43台が立ち往生し、避難したニュースがありました。札幌は雪こそ降り増ししませんが、融け気味、凍り気味の繰り返しで歩道や住宅道路を歩くのはかなり危うくなってきました。
先日、3日の日に新年最初のコメントを「悪魔」の静岡合唱団のパープルさんからいただきました。昨年12月15日に書いた「ノグンリ平和賞」の日記を訪ねていただいた方でした。翌日お返事を書きましたが、12/15に連なって入っておりますので念のため申し添えたいと思います。
このお返事を書きながら「最近どこかのニュースでノグンリ虐殺事件の調査研究にかかわっておられる松村高夫先生のお名前が出ていた・・・」と思いました。それが新聞なのか、ラジオなのか、テレビなのか・・・でも、こんな御用納めの年末に・・・と思った記憶があるものですから、新聞を探してみました。(ラジオやテレビは消えていきますから)
朝日新聞12/28第一面「浅田、五輪へ」浅田真央の晴れやかな笑顔の写真の横に「革命計画 でっち上げ証拠」のタイトルで署名記事がありました。
これは旧満州国で起きた思想弾圧事件が旧日本陸軍憲兵隊により作りあげられたとみられる資料が新しく発見された」「これは合作社事件と呼ばれ、治安維持法によって5人が無期刑になり、多くが獄死し、真相の解明が遅れていた」・・・・
この資料を分析されたのが松村高夫先生とお名前がありました。
松村先生は「悪魔の飽食 旭川公演」に先立って「731部隊」についてレクチャーされた方で、合唱団員でもあると紹介されておりましたが、旧日本軍が関わった東アジアの研究をおもに発表されておられるようです。
東アジアにおける歴史の事実という1ページが開かれるとそこから新たな1ページが開かれる。あいまいだった事実が繋がっていく・・・
そして「悪魔の飽食」を歌い続ける意味もまた広がっていく・・・このように思い至ったのは、静岡合唱団員の方からのコメントであり、この記事を裏付ける資料が「静岡県」で見つかったことにもしかしたら関係あるかも知れません。

参考  インターネットは写真付でした
http://www.asahi.com/national/update/1227/TKY200912270363.html