この夏の美味しいもの 白石温麺(うーめん)


このたびの大地震で窓枠のサッシが曲がってしまうという被害を受けた仙台市の親戚から、お見舞い返しでいただいたのがこの「白石温麺」です。
ウドンのようで饂飩でなし・・・細い。ソーメンのようで素麺でなし・・・油を使わない。400年遡る昔に、父の胃病を心配し、胃の負担にならない食べ物をと考えてできたのが白石温麺だそうです。油を使わないため折れ易いので、9センチほどに短くなっています。昔は、長いのは献上品で、短いのは下々が食したそうですが、我が家の20センチの鍋で優に茹でられますから、お手軽でECOな形といえますね。
今回いただいたのは100グラム束なので2人なら二束、一人なら一束とバラバラと残らないのがよろしいようです。エッ?100グラムは食べすぎですか?hahatenにはまったくノープロブレムですよ。
このたびの暑さでは冷たくして食していますが、温かくもいいそうです。仙台味噌仕立てが美味しいと解説には書いてありました。
麺類の決め手は舌触りと喉越しの良さでしょうね。先にも書きましたが、ウドンでもなくソーメンでもない、冷麦よりも濃密な新しい食味になぜか感激いたしました。