お茶に招かれた日

昨日も、今日もプラス気温の日、これまで冷え込んでいましたから、ホッとぬくもりを感じれるのは、重たい気持ちもほぐれるようでした。
そして今日は、お茶道具がひと通り揃いました、と友人からお茶のお招きでした。
伺いましたら、リビングのソファとテーブルで、テーブルを点茶盤として左側に風炉と釜を置き、右側に水指を配置して、立礼のしつらえでした。客の私達(友人の友人)はソファに座り、お茶をいただきました。
その後、心尽くしのお料理をいただき、これって、御茶事そのものではありませんか?というおもてなしでした。
御茶って格式ばらず斯様に楽しむこともできるのだな、と心新たにしました。
昨夜の「鶴瓶の家族に乾杯」の番組で、倉敷のとある酒造りのお店で、茶室に案内された時、そこの女将さんが「先代からこの部屋だけはいつもきれいにしておくように」と言われていた、毎日掃除を欠かさない、そんな番組の内容が話題になりました。そこは茶室から広がるお庭もとても豪華であったということです。
まったく庭の風景などない上に、なかなかにお湯の沸かない我が家の茶室はきっと嘆いていることでしょうね。