少しだけ親孝行の日

砂漠のバラ(アデニウム
昨日は、特養ホームにいる母を連れて補聴器の調整に出かけました。
耳の穴が痩せて、器械との隙間ができたためピーピー音が鳴るようになったので、補聴器自体に衣を着せて少し太らせてもらい、ぴったりとなりました。面白ワザですね。
帰りには我が家に寄ってもらい、お盆ですから母が毎年作っていた「赤飯と煮しめ」を用意して昼食にしました。それに母が好きな生寿司(ウニとホタテ)も近くの回転寿司屋から持ち帰りで買ってきました。
母は、誤飲でもするのでは?と心配するほどに「美味しい、美味しい」と食べてくれまして、ほっとしました。
車に乗っている間は、目を閉じてゆっくりすればいいのに、久し振りにみる街の風景に目をキョロキョロさせながら、まるで子どもみたいで、時々は引っ張り出してやろうと思わされました・・・
昨年9月、老健施設に連れて行かれる前は、階段も上がり降りし、三輪車(大人用)にも乗っていた母なのに、一年経たずしてすっかり自力では歩けなくなっていました。我が家の2〜3段の段差も支え、抱えなくてはならず、今日はhahatenの背中と腰に後遺症が出ています。
疲れましたが、老母のことはわが身に迫って考えさせられること多し、です。