こどもの日x子ども食堂

道庁前庭
少し寒いけれど雨も降らずに子供連れでお出かけのファミリーにはまずまずのお天気でした。
少し前のことですが、「子ども食堂」がマスコミで取り上げられているのを、読んだり聞いたりするようになりました。現在の日本で生活保護以下の家庭が多くなり、子供の貧困率が高くなっている問題が取り上げられていますが、この「子ども食堂」という言葉に接したとき、すごくショックを受けました。
自分の老親を含めて「孤老」の生活問題に関心はありましたが、貧困のこども家庭に援助の手を具体的に「食」を通して支える活動が進んでいることにはまったく考えが及びませんでしたから。
先日息子が来ていた時に「子ども食堂」のテレビ放送がありました。何か手伝いできるといいけどねえ・・・言いましたら、「お母さん、お母さんのような年寄りがウロウロしながら手伝うとかえって迷惑だよ。お金や物資の寄付を募集しているからその方がいんでないの?」と言われてしまいました。
行政の手が届いていないところへこそ、個人的な支援が必要とされているといえるでしょうね。
日本国憲法では、国民の義務として、納税、労働、教育をあげています。この義務を国民として全うできるように行政を執り行うのが政治家に託された仕事です。「立憲主義」からこのこと学ばせてもらいました。国民の上に胡坐をかいてはばからない政治家が多いことに本当に腹が立ちますよ。