シャンソンの Dinner Show

19日(金曜日)グランドホテルでのディナーショウにお出かけしてきました。
仲代圭吾、行代美都(ユキシロ ミト)、仲代達矢シャンソンとワインの夕べでした。
hahatenは2回目です。昨年はお兄さんの仲代達矢が出演するとのことでしたが、生憎の都合でパスしてしまいました。
そこで今年はグルメの鉄人からお話があったときにすぐ出席を決めました。このショウは一般に売り出されるのではなく、厚田の「無限庵」のオーナーご夫妻が主催しているもので、グルメの鉄人に案内が届くのです。
18時から、ワインとビールを飲みながら、お料理をいただき、19時からショウが始まります。
仲代圭吾は、東京銀座、シャンソン喫茶「銀巴里」で歌っていた歌手で、張りのある声量豊かな歌声とユーモアのあるお話がとても楽しく、楽しい歌、哀しいうた、それぞれに魅力的でした。
仲代圭吾のお兄さん、俳優の仲代達矢は、深ーいオレンジ色(紅葉の色)の上着で舞台に登場しました。「千の風になって」の朗読と歌を2曲うたいました。素敵でした。サインもたくさんしていましたし、気軽にスナップ写真にもはいってくれました。
hahatenは、藤沢作品の「三屋清左衛門残日録」の清左衛門役が好きです。茫洋とした雰囲気、目がじーっと見開かれ、哀しみのなかでふと涙がにじみ出てくるような、そんな演技が好きでした。
折も折、この日は朝のテレビ番組に出演していました。そこで、亡くなられたご夫人の話になったとき、清左衛門と同じ表情になっていました。・・・・・
シャンソンは、歌詞の中に物語があるように思います。仲代圭吾の場合、日本語訳詩でうたうので、とてもわかりやすいです。
来年もまたあるのでしょうか? hahatenにとってはシャンソンを生で聴くただひとつのチャンスです。

ところで、映画「エディット ピアフ」観てきましたよ。ピアフの歌も素晴らしいです。持ち前の声量を生かして歌っていた時代から、言葉を正確に歌い、伝える、その転換がピアフを、「先にも後にもピアフはいないだろう」と評された所以なのでしょうか。
CDも買ってきました。hahatenはシャンソン漬けになりそうです。