今年の梅干当番 終わりました

6月末から一ヶ月半、毎日チェックを欠かさず、今日で梅干15キロを保存容器に移し、しばしの間眠りについてもらうこととなりました。今年は塩分13パーセント。こだわり続けた10パーセントを抜け出て、15パーセントで梅本来の美味しさを知り、今後はなぜか13パーセントに落ち着きそうな感じがします。なぜ?梅の酸っぱさと塩辛さの調和というのでしょうか、お互いがもっている強い性質が緩和されているというか、まあ一粒二粒では結論は出ませんがね。
焼酎で殺菌せずに砂糖を加えるやり方も、中途で梅酢が濁るというアクシデントがありましたが、梅を一日陽に当て、梅酢も煮立てて殺菌し事なきを得ました。
今日は、でも大変だったんですよ。昨日に干して、梅酢にもどして、今日が仕上げの日。風がとても強く、雲行きも危なげに、黒雲も流れていくものですから、雨に当ててはならじと、笊に張り付いていたような午前中でした。午後からは雲も見えなくなり、いい塩梅に乾燥してきました。ホッ・・・
この夏一番の乾いた強い風、家の中は広告やら紙切れやら散乱するほどでしたが、もう秋なの?と思わせるような空の景色でした・・・