モスクワの印象

韓国のソウルからモスクワへ発つ予定が、中国の領空を飛ぶ許可が遅れ1時間半も飛行機の中で待たされました。
そしてモスクワ空港着。ホテルへ向かう1時間半ほどの道路はもちろん右側通行ですが、信号がまったくないのにまずびっくりしました。直進あるのみ!そして、金曜日だったので、モスクワの人々は郊外の別荘に週末を過ごすために移動するので、反対車線は郊外へ向かう車が3車線ビッシリ。渋滞です。これがモスクワをたつ朝は市の中心部へ向かう車線がビッシリと渋滞で、空港へ向かう我々のバスは快適な走りとなるわけです。ちなみに、ペレストロイカ以降増えたのは車、だそうです。ホテルに着いたのは10時近く。白夜で外は薄暮状態。ホテルのレストランは夜10時でお酒はストップ??ということで、期待していたビールに間に合わず、モスクワの第一夜は過ぎていきました。
翌日は、クレムリン、レーニン廟、赤の広場を回り、モスクワ市を一望する「雀が丘」へ。

クレムリンでは衛兵の交代に遭遇し、しばし見とれてしまいました。ロシアの徴兵制は18歳で一年。大学や軍事関連の学校など免除があるということでした。

赤の広場は市民の自転車競技が開催されており、自転車が雨の中いっぱい集まっていました。別な場所ではサーキットも行われるということで、交通規制が行われてもいました。


「雀が丘」はモスクワ大学の敷地内にあり、ちょこっと高台といったところ。市内を見渡すと、火力発電所の煙突が!これはペテルブルグでも同じ光景でした。市の電気をまかなっているそうです。ちょうどそのあたりでは、数組のウエディングドレスの花嫁と花婿が友人に囲まれ、また、暴走族も・・・花嫁花婿の、リボンをつけた車の列など、市内を走っていてたくさんみました。とにかく若者があふれた街でした。
そしてモスクワは政治と経済の中心地であり、古くからの石造り、一見宮殿とも見まごう街並みが続く一方で、その周辺には近代的な高層アパートが立ち並んでいました。