軍歌に歌われる「侵略」


昨夜は日テレの「フォレスタ」の歌を聴きました。馴染み深い(?)軍歌が。戦後育ちのhahatenでも小学生の頃までドラマチックで哀しさを感じさせるメロディーに惹かれてよく歌っていたのですが、何故日本の心の歌なのと???ながらも聴き入ってしまいました。
でも軍歌の舞台って「外国」なんですね。旧日本軍が侵攻して行った足跡を辿って作られているようです。何の為にと言えば「御国」の為。
野上弥生子作詞の「母の歌」も歌われました。
 母こそは 命のいずみ  いとし子を 胸にいだきて  ほほ笑めり 若やかに  うるわしきかな 母の姿
   母こそは み国の力 おの子らを いくさの庭に 遠くやり な   みだ隠す おおしきかな 母の姿
     母こそは 千年の光 人の世のあらんかぎり 地にはゆる天     つ日なり 大いなるかな 母の姿
ここでも戦の庭は外国で、御国のために兵士達を送り出す母は雄々しいと、とても優しいメロディーで作られていました。
戦後68年、社会ではいつもこの侵略戦争を美化する動きが絶えないのが心配です。