良いことも悪いことも目いっぱいの2月が終わります。
今日は、お茶の先生宅で日曜日に行なわれる「相伝」の準備のお手伝いに行って来ました。相伝というのはいろいろなステップごとの資格を、先生自らがそのお手前を弟子に直接示すことです。世間には先生直々のお手前を示すことなく資格だけいただくというようなことがあるようですが、hahatenの先生はそういうことは絶対にせず、今は高齢で立ち居もまま成らぬことが多いですが、「這ってでも」という形容がふさわしいほどに、ご自分のなすべきこととして妥協を許さない姿勢が、とても素晴らしいことと思っています。
今日は、その先生の先生のことを、「自分にはとても厳しく、良く叱られた。何度泣いたかわからない。でも、最後に、あんたは本当によく付いて来たね、と言われた・・・」と、昔を懐かしむように話されました。
相伝というお茶席に、お相伴をさせていただくことになったhahaten。役割をしっかりと、と思う以上に、先生のお手前を心に刻みたいものと思います。
明日はその準備で一日が過ぎていきます。
3月はもうすぐそこに。雪解けが急ピッチに進みそうな気配。うれしいです。
