賃貸マンションの怪



友人宅のクロッカス
「実は娘がね・・・」と話し始めたことはとても気味の悪い話でした。
昨年の秋に娘さんが札幌市内でマンションに一人住まいをすることになり、新築マンションということで引っ越しました。少したって、ある時マイカーのボンネットに花が置いてあった。誰かの間違いと気にしていなかったが、雪が降った朝、自分の車だけが、雪が払われていてきれいになっていた。猫を2匹飼っているのでカーテンは開けて仕事に出て帰ってきたら、部屋のライトが点いていた。消し忘れて出かけたかと思ったが何故か不思議だった。ある時、トイレの蓋に部屋にあった花鉢が置いてあった。
そこで最寄の交番にストーカーじゃないか?と連絡をしたら、2人の警察官が来たものの、被害妄想じゃないかで片付けられてしまった。そこで、鍵を替えた。
しかし、仕事帰りに車から降りたら、男に「鍵を替えたな!」と羽交い絞めにされた。
その後すぐにストーカー対策の警察に連絡をしたら、初動の間違いだったと謝られ、マンションを移ることになったが、引越しの時警察官の護衛がつく事態だった。そして新しく移ったマンションの近くで、電柱の蔭でタバコを吸っている男を見かけるようになった・・・・
敷金は2年経過しないと払い戻しにならないし、大家に鍵の管理がおかしいのではないかと交渉したが、大家は譲らず、結局は身の危険に代えられないのでお金のことは目をつぶらざるを得なかった・・・
フウゥッ・・・「怪しいのは不動産屋?大家と結託?」とhahatenが言うと「そう言う人がいるわ」とのこと。「いろいろ思い出すと、新築なのに何かしら違和感を感じたし、娘も男は不動産屋で対応にあたった人に似ているようだと言っている」そうです。
アパートを申し込むときは、カウンターで住む人の身元を書くわけですから、悪意を持って対応されると今回のようなことが起きかねませんね。
現在のマンションは管理が高度化しているそうですが、近隣の交流が望めないし、スーッと忍び寄る、忍び込む事件も多いようですね。

春になって可憐な花が咲き始めているのに、こんな怖い話が進行中とは心さびしい限りです。