奥尻の日没
佐渡の日没
突然ですが、10月23日小樽から新潟行きのカーフェリーに乗りました。長野県信濃町に住む友人を訪ねます。願ってもないほどの良い天気に恵まれ、波はおだやか、デッキに出ても寒くはなく、快適な船の旅でした。ちょうど日没が奥尻島で海の青さと次第に翳っていく静かな時を楽しみました。
今朝は6時半に新潟港に着き、初めての佐渡へ渡りました。予約した観光バスは7人の乗客で、なんとも身軽な一日ツアーを楽しんで来ました。
佐渡で一番高い金北山(1172)と妙見山(1042)を間近に望む大佐渡スカイラインの紅葉を楽しみ、佐渡金山跡を訪ねました。佐渡は金銀山、流人の歴史、そして近くは、北朝鮮による拉致事件が起こったところで、曽我ひとみさんが家族と生活する島、佐渡として記憶も生々しいところです。また、妙見山には、自衛隊のレーダー基地が鎮座し、登山も許可が必要という軍事日本の今が象徴的にあらわされているなと思い、山にカメラを向ければガメラと呼ばれるレーダー基地が必ず入ってくるのでそれが面白くなく、結局佐渡の秋を撮れずに帰ってきてしまいました。
佐渡は思い描いていたよりずっと広い所で、自然の恵みにあふれたところでした。佐渡から新潟へ渡るカーフェリーから、佐渡に沈む夕日を眺めながら、幸せな感じに浸らせてもらいました。
明日は今回の旅の目的地、長野に向かいます。明日もよい天気でありますように・・・