「花笑う」?


今日は月に一度のお茶会、社中の集まりの日でした。時間管理のわるいhahaten、いつも時間に遅れます。到着したらすぐに、「花月を始めますから、どうぞ」と声がかかり、あたふたと皆さんの中に入れてもらいました。丁度5番目到着でした。
花月(かげつ)というのは、5人のメンバーで、お茶の所作や精神を学ぶために作られた、今風に言えば、「ゲーム」というところでしょうか、花の札(桜の花の絵)を得た人は次のお茶を点てる役を、月の札(三日月の絵)の人は出されたお茶を喫すということで、順繰りに役割が回っていくのですが、当然ながら難しい決まりがあって、なかなか覚えきれません。
随分と頭を回転させて終わったあとになって、床の間を見ましたら、何とあの厳しい掛け軸ではありませんか?「白珪尚可磨」(白い玉の欠けたのは、また磨けばいいが、言葉を誤ると改めようがない)という詩からとった禅語でした。
ググッと胃が痛くなりましたよ。ハァァァ〜
そして床の花は椿でした。社中の方が丹精して咲かせた椿で、色も姿も可愛らしいですね。花のお話の中で、葉が4枚あるが奇数の3枚にした方がよいのでは?とありました。
さてどうしましょうか?葉を一枚どこを取るのがいいのでしょうね。茶花は下に重く、上に軽くといいますから、上の葉の2枚のどちらかを外すのかな?と。hahatenの浅知恵です。
そんな花のお話の続きで、花が咲いているというのを「花が笑う」と言うともお聞きしました。咲も笑も意味は同じく笑うで、女優の武井咲さんは「えみ」さんだそうですね。そして「花笑う」は、俳句の季語になっているようです。日本には山笑うという言葉もありますね。・・・・
今年は春が早く来そうな気配。花笑い、山笑う季節が楽しみですよ。