北大植物園散策 花めぐり

北大のシンボル オオバナノエンレイソウ
今日が「みどりの日」でした。元職場の労働組合の退職者の会が毎年開いている「北大植物園の散策」の催しに5年ぶりに参加してきました。今年の春はいちどきに花々が開いているので、植物園は百花繚乱の感じがありました。
シラネアオイ
クマガイソウ
クロフネツツジツツジの女王といわれ、江戸時代に朝鮮半島から伝わってきたのでこの名があるそうです。
園内には至る所に「トリカブト」が生育していますが、これは戦時中にトリカブトの毒性の研究をすすめるため、各所から集められたそうです。
キバナノアマナ:チューリップの原産だそうで、ビックリしたよ〜
はなずおう:マメ科なので種で増えるそうです。まあ芽を出してみなさいと乾燥した種入りの鞘をもらってきました。
植物園はずっと雨が降らないので土の表面は乾いてひびわれていましたが、それだけではなく地下水の水位が下がっていることも問題で、木々も生命の維持が困難になりつつあるとのことでした。以前は根曲がりだけを組んで塀を回していたが、経済的な問題で鉄筋でフェンスを回したけれど、幹線道路に囲まれているので、入って来る汚れがひどく、植物にも大きな影響があるとのことでした。
市の中心街の一角、枯らせることなく瑞々しい植物園を維持してほしいものですね。
エゾシモツケ