秋の茶会


今日も秋晴れの一日、うれしいですね。玉川遠州流札幌支部が主催する『秋の茶会』(薄茶席と玉露席)に行って参りました。宮家茶道を継承する流派ということで、とてもゆったりとした時間を楽しむお茶席でした。開会30分前に受付をしてギリギリ一席目に間に合いました。終わって廊下に出ると廊下は次なる席を待つ列ができていて、早く家を出てきてよかったね、と一緒の友人と顔を見合わせましたよ。
薄茶席の掛物は、当代家元の力強い書の「水急不流月」(ミズキュウニシテ ツキヲナガサズ)
禅の言葉ですが、川の水は山を削り岩を砕くほどに激しい流れとなるが、どんな急流であってもそこに映る月は何事もないかのようにその姿をうつしている・・・・・己も確固たる信念を保てば周囲に流されることはない・・・月のようにありたいものだ・・・
お茶席がどんなに優しくとも、お茶の道そのものは大変厳しいものであるということですね。

このお茶会には点心席もあり、「花城」の料理を美味しくいただいてきました。酒杯もあって日本酒も少々。
来週日曜日もお茶席三昧。文化の秋ですねえ・・・