山雲海月情

今日は隣町にある新川皇大神社例大祭野点があるということで、行って参りました。
この神社は、新川一円の鎮守 として明治37年に建てられた『じじんさん』の五角石柱であったそうです。全くの不信神ですので、解説の受け売りですが、神輿渡御の祭事なるものを初めて間近に見せていただきました。
ここで、何時も親切に声をかけて下さるお茶の先生が呈茶をされるとのことでした。
掛物は、「山雲海月情」故久田宗匠の短冊、花は、黄蓮華ショウマと安代リンドウが楚々と入っておりました。勧められるままに2服もお茶をいただいてきました。
短冊は、碧巌集に収められている禅の詩文で、「一重山盡又一重 話尽山雲海月情」からの一行ですが、ひと山越えたなと思ったら、その先にまたひと山が立ちふさがる、山の雲や海の月を思いながら、親しいもの同士、心を開いて語り尽くそう、というような意味のようです。(勝手解釈で申し訳ないですが)
いつも安きに流れやすいhahatenですが、「お茶」にふれると少しピッと姿勢があらたまるのがうれしいですよ。
さて、土曜日の今夜は、札幌市にも大雨注意報が出て、道内は竜巻注意報などたくさん出ていました。この辺りは雷が轟き、土砂降りの雨でした。
テレビでは一週間のニュースのまとめを報道していて、トランプと金正恩のやりとりや太平洋上での水爆実験・・・などなど、途端に家がドーンを揺れる雷鳴!可笑しいけれどすごくビックリ仰天しました。
10時ごろには、雨も止みそうな気配で先ずは安心でした。