日本酒に託された願い

九条不戦 純米吟醸 京都 佐々木酒造
京都漫遊の友人からしっかり包装されて送られてきたのが、このお酒。
ラベルには 兵戈無用(ひょうがむよう) 憲法を生かす日本酒九条の会とあります。九条不戦のお酒を飲みながら、憲法について語り合おうと佐々木酒造に依頼してできたそうです。
兵戈無用というのは『仏説無量寿経』というお経に出て来る言葉で、仏が歩み行かれるところは、国は豊かになり、 民衆は平穏に暮らし、武器をとって争うこともなくなる。人々は徳を尊び、思いやりの心を持ち、 あつく礼儀を重んじ、互いに譲(ゆず)り合うのであるという理想郷を示しているそうです。
日本国憲法前文ととても似ていると思えます。
アメリトランプ大統領北朝鮮や中東エルサレムに戦火を起こしたいようなそんな情勢の中、日本の政府はそれに追随するのみ、日本は危うい状況になっていますね。
世界の「ICAN」がノーベル平和賞を受賞し、核兵器廃絶が世界的な大きな動きとなっているのにもかかわらず、唯一被爆国である日本政府が核廃絶の意思表明をしないままです。
戦争する国に変えてはならないという思いを、このお酒を飲みながら考えたいと思います。
ところで、京都 佐々木酒造、ご存知ですね。俳優佐々木蔵之介さんのご実家です。