風待月(かぜまちづき)

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f:id:hahaten:20210620154946j:plainさあ、我が家もさくらんぼの季節です。まだまだ固いので昨夜の雨に割れることなく、良い時機を迎えているようです。

明日は夏至ですが、残念ながら日の出と日の入りを眺めることができるかどうか、ちょっと期待薄の天気模様です。

今日は友人からFAXお手紙が送られてきたのですが、文末に「風待月」とありました。初めての言葉です。

「かぜまちづき」は陰暦6月の別称で、新暦では6月下旬から8月上旬ごろ、梅雨があけて盛夏になって、ほんの少しそよぐ風も待ち遠しい、そんな大暑猛暑の季節感を表したようです。俳句の季語でもあるようですね。

北国の夏はあっという間に過ぎて朝夕涼しくなるのが常でしたが、このところ気候変動で、季節感は暦通りが多くなってきました。

今夏はどうでしょうか?この「風待月」を風流に書き添えられる日々があればいいなと思ったりします。でもダメな場合は例えば。風待月とは名ばかりに・・・・ナーンテネ。

f:id:hahaten:20210620154515j:plain梅花空木も満開になって風に揺れております。