天の配剤か?降って湧いた幸運

少し離れたお宅では今もこのようなイルミネーションが輝いています。

最強の寒波、襲来の日本列島!皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

我が家は隣近所見苦しくない程度に雪を片付けながらの生活です。猛吹雪の夜もありましたが、まあまあ無事に過ごしております。

月曜日の朝でした。起床して階段のところの窓から外を見ると、何と公園とその周りの住宅がほとんど境目なく真っ白に見えていました。慌てて階段をおり居間に行きましたら、今の家具などもボヨーンとした感じです。カレンダーの大きな数字を見てもはっきりしない状況の中で、視力が格段に悪くなり、覚悟を決めなきゃならないんだ、と思い致りました。それからは何となくの日常生活プラス雪投げ、ワクチン接種、スーパーでの買い物等々・・・これまでの経験の範囲以内です。26日は初対面の方を含めた会合があったのですが、まったく表情がわからない状態で押し切りました。

そして運命と言うべき、27日、眼科予約の日でした。

突然周囲が境目がかすんだ状態に見えてしまって、階段をドーンと落ちたようだと言いましたら、「そんな急に悪くなることはない」ということで、検査を色々しました。結果としては、白内障手術のレンズの後ろにゴミが出ているので、レーザー治療で改善するでしょうとのこと。パシパシとやってもらいました。

施術の後、手の甲を見たら、爪もはっきりし、これまでは滑らかな感じだったのに筋張って血管を浮き出た老人仕様の手になり変わっていました(ヒェッ~!)(笑う)

帰りは、凹凸の雪の歩道もしっかりと歩き、地下鉄車内の行く先表示電光板もしっかりと読め、バスの時刻表も読め、これが現実化?と思いながら帰宅しました。

本当のところ、やり残していることがあって、悔いは残りましたが、万事窮す、と覚悟を決めていました。だからとてもうれしいです。今日は夫に言いました。「春になったら、遠く近く出かけましょう!景色も曖昧と思っていたけれど、少しは楽しめそうなので・・・」と。いつか来る視力が閉じるまで、しばらくは見える幸せを楽しみますよ。