ホロホロ山 「あわや!」の転落・・・

先週末土曜日に胆振支庁白老町から、ホロホロ山 1322m へ行ってきました。秋はいつもながら元の職場の山の会ご一行様と一緒です。
土砂崩れのせいか進入禁止となっていた林道を45分ほど余計に歩き、急な沢と急な尾根と頂上直下もゴロンゴロンとした大石をよじ登って、2時間ほどでで頂上に着きました。お天気は曇り、時々雲の切れ目から青空がのぞく程度。風はなく、足元は雨の後らしく滑りやすい状態で、でも雨予報からすればまずまずの登山日和かと。しかしながら頂上に近づくにつれて冷たい強風が吹いてきました。
当初の予定ではホロホロからすぐ隣の徳舜別山(写真)へ往復をする計画だったのですが、時間が押せ押せになりそれはまたの機会ということで来た登山道を下りました。
ところがhahatenは頂上直下の大石ゴロゴロが終わるというところで、足がつってしまい、勢いよくおりたはずみで前のめりに崖の方へ突っ込んでしまいました。落ちていくはずの下には木の枝がいっぱいあったので、それにつかまれば、と一瞬思いました。
でも天使っているんですね。近くにいた若き女性が私のザックをしっかりと掴まえてくださったのです!本当におかげさまで転落を免れることができました。
急な登山道に入ったあたりで、左足がつり始めたので、塩をなめたり、薬を飲んだりしてまあだましだましという感じで上っていました。下る時も着地がおぼつかないな?という不安があったのですが、いとも簡単なところであわや転落!という事態になってしまいました。
まさかのトホホホでした。
やはり、倦まず弛まず山に登り続けなければ歩く感覚がおぼつかなくなるんだなと反省しました。
今年は今回が初めて。特に秋は落ち葉が登山道を隠すので靴をどこに下ろすかいろんな見極めがいっぱいありますね。
大事故にならなくて本当に助かりました。

 
 正面奥が羊蹄山のはず
山の紅葉は林道あたりで、その上はもう葉がすっかり落ち切っており、白のダケカンバが見事な絵になっておりました。頂上からはお天気がよければ支笏湖方面、羊蹄山無意根山などが見渡せるはずなのですが、時折一瞬の雲の切れ間からその姿がそれとなく見えるだけでした。
登山を終えてからのお定まりの温泉。ポロト温泉に寄りました。ここは源泉掛け流し。茶色の温泉でその日によって水温が変わるそうです。ちょっと熱めでしたが、トロリとした感触のお湯はお肌すべすべ、温泉だなぁと気持ちがゆったりとしました。
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