回文の和歌 〜お茶三昧の一日



今日は成人の日。20歳になるということの社会的な記念は、選挙権が18歳以上となった今、いろいろな法律も18歳以上、未満、とされることも多く、新成人の意味や「成人の日」について新たな定義が必要となってくるかも知れませんね。
そして今日は、hahatenの新年お茶の事始め、社中のお茶会でした。
床の掛物は、「ながきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな」前から読んでも後ろから読んでも同じ歌となる有名な回文の和歌とのことです。
室町時代から、 正月2日の夜の初夢に、吉夢をみるために七福神の宝船の絵を枕の下に置く風習があり、特にその絵にあるこの歌を3度読んで寝ると吉夢になると信じられているそうです。新年にふさわしい吉祥の掛物でした。
漢字にすると、いろいろあって解釈も様々のようです。
永き世の遠(とお)の眠(ねぶ)りの皆目覚め 波乗り船の音の良きかな
hahaten流解釈: 長いカーフェリーの旅、波も高くなかなか寝付かれない長い夜、気がついたら人々の声が忙しく、もう港も近いのだろう。波も静かに船の音も静かで何とも心地良いではないか・・・ナーンテネ。
久々のお茶三昧、正座で足が疲労困憊です。