「コスタリカの奇跡」2018北海道母親大会 

 オープニング合唱 青い空は 母親のうた
61回北海道母親大会が教育文化会館で開催されました。午前の分科会は、1200人、午後の全体会は900人が集いました。
記念公演が、浜矩子さんということで、期待がいっぱい詰まっていたと思いますが、急遽来られなくなってとても残念でした。予定の公演タイトルは「皆で行こう、経済の闇の向こう側 〜案内役は日本国憲法〜」で、働き方改革カジノ法の成立など安倍政権下での国会運営は波乱万丈でしたが、どのように評価を話されるかとても楽しみにしていたんですが、本当に残念でした。
急遽ピンチヒッターで講演台に立たれたのは、弁護士の加藤丈晴さん。「これだけは知っておきたいLBGTの基礎知識」
LBGTとは女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。(Wikipedia)
男性、女性という性別以外に性の多様性が社会的に取り上げられてきていますが、LBGTの割合は7.6%。左利きや血液AB型と同じ割合だそうです。hahatenも夫も左利き、娘がAB型ですから、普通にいるんだな、の感じです。

そして、「コスタリカの奇跡」ですよ。
1948年、軍事予算ほど無駄なものはない、と社会福祉、教育に充てて、国民の生活第一に取り組んできたコスタリカ。人口490万の国で軍備を持ったとしても、大国に攻め入れられたら何の役にも立たないのだから、自国を守るためには、国連を中心に「国際法」に頼る、国際法を充実させる考え方で、70年間ひたすら軍事行動なしに国を守り抜く方策を実施してきたと言います。
現在は、麻薬の問題、外国資本の流入による貧富の差の増大など、問題は山積ですが、国民の幸福度世界一という実績が国の将来を明るくしているように思えました。
戦争を放棄した日本は、平和憲法下でも実質軍備を増強し、73年経った今、外国に軍事行動を起こすべく体制強化をめざしているわけですから、軍備は要らないというコスタリカの生き方に学ぶことが多いと思いました。
映画は、字幕で、読んで追いつけないほどのスピード展開。一時間半の映画でしたがほとんど読むばかりでした。是非吹き替え版を作ってほしいし、もっとたくさんの人たちに見て欲しい映画ですよ