原子炉はパンドラの箱?

昨日とは打って変わった雨そして風の一日・・・桜の花びらも散り始めました。それでもヒヤシンスはがんばって少しずつ花を上にのばしています。まるで「冷しんす」と時々思うほどに寒かったからね。
東電福島原発事故は、封じ込めどころか冷却するために注入していた水が3000トン(朝日新聞4/12夕刊)も行方不明という報道に驚きました。原子炉の中心部分圧力容器の水位計を修理して測ったところあるべきはずの位置に水がなかったということです。それでも温度が上らないのは、メルトダウンを起こしているので底にある少量の水で冷やされている?と・・・
行方不明の水は高濃度汚染水。地下水と合流しているのではないか?津波で入ってきた海水と地下で合流しているのではないか?建屋の地下は高放射能で人はもちろん、ロボットも電波操作できないので入れられない・・・
まるでパンドラの箱ブラックボックス
ギリシャ神話ではパンドラがあわてて蓋を閉めたそうですが、このたびは蓋を閉める能力をもたない人間が目に見えない災厄が今も溢れ出していることだけはわかっている。
しかも中で起こっている事実は想像するだけ。原発を設計し、使ってきた先進科学技術も及ばない現状、この原子炉が日本に50基以上もあるんです。
遠く遠く地球に人が生きていくために核兵器はもちろんのこと、原子力発電も止めましょう。