今うたう 音の津波や 佐賀の秋 (森村誠一氏詠)

悪魔の飽食 佐賀公演は1800満席プラス座布団席もできて演奏のあとの拍手も塊のようにドシッと飛んでくるといった感じでした。佐賀市を中心に演奏活動をしている「アルモニア管弦楽団」との共演奏で歌った450人の「カンタータ悪魔の飽食」もテナーやバス、そしてアルト、haahtenの立つソプラノの歌声の響きが歌っていながらも素晴らしく聞こえ、この舞台の一員でよかった、悪魔冥利に尽きると思いました。
演奏会が終わった後の打ち上げ会場で、森村誠一先生が「今うたう 音の津波や 佐賀の秋」と一句詠まれましたが、平和を願う響きが会場にいるすべての人たちに届いてくれたことを願いたいと思います。
翌日5日の「佐賀新聞」に大きく写真入りで取り上げられていて、その記事を読んだ方からの聞いたことですが、「言葉の一つ一つはよく聞き取れなかったが、全体として何を訴えようとしているのかはよくわかった、と涙ぐみながら語っていた方がいた」ということでした。
写真奥が公演を立ち上げ、支えた実行委員会のみなさん
佐賀公演を準備した佐賀市の実行委員会は、140人もの合唱団を組織し、1800人を超える観客を集めるという素晴らしい活動を展開され、一人で202枚もチケットを売ったという方も紹介されていました。歌の練習も、本練習に通えない地域は分校方式で練習を行ってきたそうです。
打ち上げパーティーはやはり、731手拍子で、今回は池辺晋一郎先生が音頭をとってくださいました。来年6月は金沢市、再来年9月は長崎市、また会いましょうねと互いに言い交して、第22回全国縦断コンサート 佐賀公演が終了しました。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2041027.article.html 参考:佐賀新聞 記事 写真
http://www.ongakudo.jp/info/concert/index.html  参考:石川県立音楽堂
そして・・・昨日は、全国実行委員会が計画した福岡までのバスツアーに乗って、柳川、嬉野温泉など巡ってきました。今日は福岡タワーやJR福岡シティを巡って札幌へ帰ります。帰りましたら、この旅のあれこれを書きたいものと思っています。では またね。