秘密はイモヅル式になる


ひとつ隠し事をすると、それを隠すための秘密ができるのは、私達の日常でもよくあること。でもその秘密が、家族や、地域に迷惑をかけることであるなら、それは大きな問題。まして、国を挙げての秘密ごとは、国民全体、もしかしたら世界全体を揺るがすことにつながるとても危険なこと。
このたび強行された秘密保護法で一番心配なことは、日米安保条約に基づくアメリカとの共同世界戦略が秘密裡に密約、密約でさらに一層進むのではないかということ。そして、平和憲法が軍隊保持の憲法にスルリと成り代わるのではないかということ。
福島原発の垂れ流し汚染や、活断層問題など情報公開がないまま、原発再稼動の動きが出てきていること。
また、秘密のイモヅルですが、末端は私達一人ひとりがぶら下がって監視されるということですね。
一体これからの日本、どうなるんでしょう。
秘密は墓場まで持っていくという個人的なことならまだしも、国民として生きる私達自身知ることもできず、まだ生まれない子ども達の世代までその秘密の拘束が続くなんて、そんな秘密って、誰の利益なんでしょうね?

12月5日 札幌大通り公園での秘密保護法反対集会