一昔も前に発行されたこのタイトルの本。元は新書なので、立ち読みするかして手に取ったことがあるような気がする。210万部も売れて、この図解本が出されているのだからとても多くの人がお買い上げになったということですね。さらに2013年に新装版が刊行されているようですから、時代や情勢が変わってもまだまだ売れる本ということで、人と人とのコミュニケーションの悩みを何とかしたいという期待の現れなんでしょうね。
相手のあることですから、「口は禍の元」「とっさの一言が状況を悪くする」ことを回避できるように、常日頃からこの作者が言うところの「頭が悪い人の話し方」を学ぶべきですよ。自分がそうならないために。たとえば、道徳的説教ばかり、他人の権威を笠に着る、自分の価値観だけで自説にこだわる、根拠を言わない、示せない、などなど。
でも世の中、頭がいい人ほど悪どいということも往々にしてありますから、注意注意。
いつも口で失敗しているhahaten的結論としては、混乱を避けるためには「言わぬが花」というところでしょうか?どうしても話さなくてはならないなら、結論を先に言うのがいいと思いますが、「あること」を言うために前段に説明が必要な時ってありますよね。その説明の方が長くなって、本論までなかな辿り着かないということがあったりします。何か気が抜けてしまいますよ。
ところで、下のイラスト誰かさんに似ておりません?その言い様はもちろん、人としての品性も問題ありそうですよ。
某放送局関係ですが、諷刺画というのは永遠なんでしょうか?