お料理三昧の一日

芍薬が庭を彩ります

今日は招かれてお茶友さんのお宅にお邪魔しました。
リビングのソファーテーブルを立礼卓に見立てて、風炉を置き、水指を置き、お濃茶と御薄をいただいてまいりました。
この方はお菓子についても蘊蓄のある方で、今回は、源吉兆庵の歳歳菓(枇杷の果実を閉じ込めた和風ゼリー)、金沢・諸江屋の唐松せんべい(金沢古来の白味噌入り餅種せんべい)、金沢・柴舟小出の不老仙菓(自生するくるみを撰り分け蜜炊きして和三盆糖をまぶした木の実菓子)でした。
いつも伺うときはお昼ご飯を御馳走になって来るのですが、グルメな方で、お料理もとてもお洒落にアレンジして、特別な材料を使うわけではないのになぜか美味しく、秀でた才能を感じさせる方です。
お料理は、生ものを使わない手巻き寿司。焼海苔はお取り寄せでパリッと香り高く、それがこだわりでした。トリ胸肉の味付け、アボガド、キュウリ、卵焼き、カイワレ、大葉紫蘇、シーチキンマヨネーズ、納豆、油揚げの甘味。
そして、デザートは冷凍バナナにココアパウダーを振りかけたもの、ヨーグルトにブルーベリーソース。
まるでコース料理でした。
そんなこんなで、おそくまでゆっくりして、家に帰り着いたのは17時になっていました。今日は椅子に座ってのお茶席でしたので、膝の痛みはそれほどに強くならずホッとしている次第です。
メニューの細かいのはhahaten用に覚書として思い出してみました。
トマトは見菓子。