旅の仕上げ

佐賀の残暑、「悪魔」の旅の名残を書かないうちに札幌は本当に涼しくなってしまいました。「悪魔」の皆さんはそれぞれの地に帰り着いて、思い出を確かめながら日常の時間に戻られていることでしょう。
hahaten「悪魔」の佐賀の旅日記も終わりに近づきました。
さて、佐賀での公演が終わった翌日、hahaten夫婦は全国合唱団の佐賀から博多までのバスツアーに乗せてもらいました。
佐賀バスセンター発)ー柳川(川下り 御花散策)ー嬉野温泉(温泉 会席料理)ー大川内山(窯元見学)ー唐津名護屋城址見学ー博多駅(17時30分)ー福岡空港

柳川〜〜時間がなくなり川下りのみ。初めてなのでまあいいか・・・でもガイドさんの計画には北原白秋会館or御花散策(松涛園)が入っていたのにザンネン。

嬉野温泉〜ここも時間がなくなり、温泉入浴と会席料理の順序が逆になり、女性では温泉にはいったのはほんの少人数。もちろんhahatenは15分間美肌の湯に浸かって来ましたよ。登山のあとの温泉はまあこんなもんですね。お鍋の水は温泉水、お風呂上りにもしっかり飲んでもきました。

大川内山(おかちやま)〜ここも時間がなくてあたりの景色と窯元のギャラリーを3軒ほど駆け足でした。江戸時代に鍋島藩窯として伊万里の献上品を作るために鍋島技法が外へ漏れないよう職人を高待遇にて管理し、関所を置いたところ。出来上がった焼き物は「鍋島」。 お店の方からこんなお話が・・・「現在この地域にたくさんの窯元が軒を連ねているが、鍋島藩の家紋を許されている窯が元からの藩窯であった。「鍋島」は4色が基本。図柄も伝統を守りながら、一筆一筆丁寧に描いている。この店のものは主に飾るために買っていく方が多いし、今は注文を受ければコーヒーカップに図柄をいれることも多くなった」。決して広くない棚に飾られた「鍋島」、お値段は、桁違い。皇室の方々の写真も飾られ、このお店のステータスをあらわしていました。

名護屋城址見学〜 月曜日なので記念館は休館に救われた形。ここも時間がなくて15分ほどガイドさんの案内を聞きましたが、高台にのぼる時間もなく俯瞰図で想像するだけ。豊臣秀吉朝鮮出兵に全国の大名が参集し、陣屋を構え、前線基地を構築したといいますから、当時の秀吉の力の大きさが偲ばれます。
そして博多駅へ。 ここは定刻どおりに到着しました。
忙しい一日でした。振り返ってみれば、時間のないない尽くしのツアーでしたが、博多駅で降りる私たちを悪魔の皆さん方が笑顔で送ってくれました。金沢でまた会いましょう!と。それで慰められました。
hahaten達は東京乗り継ぎをしなくてはならないので博多で一泊。


翌日は、103メートルの福岡タワーに上り、今年6月にオープンした JR博多シティ(専門店街)をやや上から下までぐるりとまわってみました。とても華やか華やか・・・
そしてお昼はとんこつラーメンで仕上をして、帰りの飛行機にのりました。

6日間の長い旅、佐賀県長崎県、福岡県の3県を行ったり来たりで、読んでくださった方もお疲れになったのでは?と思いますが、またまたさもない日常に戻ります。よろしくお付き合いください。