笑いの形  篆刻展から


台風が近づいているので、飛ばされそうなものを片付けたりしました。自転車も車庫にいれたりして、万全の構えです。
そして、今、街中で開かれている「北海道篆刻協会展」を観てきました。30周年記念ということで、協会創立者の越坂柳徳先生の遺作品が多数展示されていました。夫はこの柳徳先生から篆刻の手ほどきを受けて20数年、今に至っています。上にアップした写真が今年の作品です。
この中に「笑」という字があるのですが、この「笑」を6つの形?で表現されてる方がおられました。

これを観て、笑いというのは目が笑うんだなあと思いました。これは篆字ですから象形文字から発展したものと考えると、にっこりすることの本質は千年万年経っても変わらないのだなと思いました。
ちなみに、作品の横に引かれた縦の線は、竹を半分に割って、色を付けて紙に押したものだそうです。竹の節や中のボソボソっとした感じも良く出ていて、面白いなあと思いました。
展覧会も19日で終了です。夫はこの作品展に6月ごろからかかり切りだったので、家族のhahatenとしては、これから大いに解放感にひたれることでしょう。笑う笑う笑う・・・本当はこれが言いたかったことかもね。