還暦と定年

今夜は職場で還暦の誕生日を迎えた方のお祝い会がありました。60歳定年と還暦が同じ年に重なるのでだんだんと還暦の重みが薄れてきていると主催者の挨拶がありましたが、そうかもしれませんね。定年を迎えて、御苦労さんでしたということになるはずが、年金の先延ばしは悠々自適も先延ばしで、また、悠々自適も絵に描いた餅のように、これからの生活を考えると、自分の行動半径も小さくしていかなければならないと思ってしまう、と言っていた方もおりました。
人生80年といわれるが、現実的には70年を仕切りと考えるという方もおりました。

hahatenは定年後の再雇用で働いておりますが、来年度からの雇用を希望しませんでした。表向きは家庭の事情としていますが、本当は自分の健康が一番の理由です。普通の生活が出来る間に、いわゆる「悠々自適」な生活をしたいと思ったからです。(我が儘?)
我が家の経済的なことを考えるならば給料をもらって働けるなら働くべきなのでしょう。そこにすごく私の迷いがありました。

でも、仕事をやめることを決心してから私の気持ちはずいぶんと楽になりました。一番身近にいる夫が一番の理解者と思うからです。

職業人としての生活もいつかは終止符を打つときがくるのです。1〜2年早いか遅いか、と考えると、人生思うように決めたら?ですね。