あげるほど幸せ もらうほど幸せ


17時半ごろ札幌駅地下へ。仕事帰り?の若い人たちで地下街は溢れていて活気を感じました。ここを通る時いつもこのショーウインドウが気になります。普段はお店の宣伝ですが、今はクリスマス本番の季節ですから華やかにデコレーションされていました。
よく見ると、あげるほど幸せ もらうほど幸せと書かれています。赤いドレスなのに赤い字で書かれているのでよくよく目を凝らさないとわかりません。何とも奥ゆかしいことでありました。
この年令になると、あげることができる幸せというのがあります。またもらうものは何でもうれしいとなります。儀礼的なやったりとったりはどうでもよくなります。
感謝して幸せな気分でクリスマスを迎え、年末を迎え、新年を迎える・・・そうありたいものですね。
そして今夜は「世話人会」の解散納め会でした。何の世話人会かと言いますと、12月9日に元職場の労働組合の組合員だった方々の懇親会がありました。私たちの組合は任意加盟の組合で、複雑な時流の中で参加しない人、去って行く人も多く、いつも少数組合でしたが、働く人の生活向上のみならず、政治や平和の問題にも大きく力を注いだ組合でした。hahatenが仕事を終えた後も社会の問題にピピッとアンテナ(細く揺らいでいますが・・・)を立てられるのはこの組合活動のお蔭かと思っています。
お互いの退職以来初めてという方もたくさんおり、hahatenは働き始めた時にはもうすでに婦人運動の活動家であった方と50年ぶりに再会し、感激しました。女中制度廃止、女子トイレを作れ、保育所を職場内に、などそして職場内で生理休暇を取ったのも彼女が最初でした。hahatenのばあいはその成果が実を結びつつあるときに働き始めたのですが、でも女性が働き続けるためにはたくさんの課題がありましたよ・・・・
少数組合への逆風の中、闘った方々の集まりでしたから思い出話も鮮明で、力強く、とにかく一生懸命やったんだなとあらためて感動しました。
何故かその世話人会に名を連ねたhahaten。あまり役に立たなかったけれど、〆となりました。皆さんありがとう!次はメーデーで会えるでしょうか?お元気でいて下さい。