ピチャピチャ音

先日 アイロンがけをしていたとき、いつものようにラジオのFM放送を聞いていましたら、好きな音、嫌いな音というトーク番組がありました。聞くともなく聞いていると、「嫌いな音?・・・・レストランなどとなりの席でピチャピチャと音を立てて食べられるのがいやですね」という話。あれ? 同じこと考える人がいるんだなぁと思いました。hahatenもあまり好きではありません。一度気がついてしまうと気になってしょうがないというタイプです。
入院していたとき同室の方がそうでした。食事の初めから終わりまでずーっとピチャピチャ音です。この方は小さいときから耳が聞こえなかったそうで、自分が出している音を聞き分けられないのですから、不可抗力というしかないですが、わかっていても気になりますね。
きっと、周囲の大人が「口を閉じて食べなさい」と注意しなかったのだなーと思います。日本的な美人であるだけに、なぜか残念でした。
そこでちょっと飛躍しますが、耳が聞こえない、といえばhahatenの母も補聴器の助けなくては耳がほとんど聞こえなくなっています。
「ここぞ」と着替えて外出するときは補聴器をつけるのでよいのですが、普段は外しているので、まったく会話がなりたたない時が多くなってきました。本人もこちらの話を聞こうと努力するわけでなく、話のきっかけさえ掴めたら自分の考えや都合を述べるだけで会話がなかなか難しく、特に大きな問題でなく日常茶飯のことであればまあいいか・・・と引き下がってきます。
病院にも高齢の女性で、看護師さんが「それは大丈夫」といっても聞かず、また、何度も自分の話を繰り返している方がおりました。年をとるというのはこういうことなのかと、複雑な気持ちです。
これから、hahatenは病院へ出かけるのですが、とにかく外出することだけは理解してもらえたようですが・・・