年賀状に寄せて

今年もたくさんの年賀状を頂き、また、たくさん送りました。
私どもの年賀状は、今回から宛名も、メッセージもコンピュータ仕様になりました。凛ちゃんが生まれたときから、写真をデザイン風にアレンジ(自分がそうおもうだけ?)して載せ、4回目です。今回から真ちゃんが増えて孫二人の登場となりました。hahatenのもくろみとしては、孫の数が増えていけば楽しい年賀状にできる!ということなのですが、なかな現実はキビシイです。
届いた年賀状の中に、「初孫が生まれ、わたしもやっと人並みに近づけた様」、「我が家も孫でにぎやかになりました」というのがありました。人生にはいろいろな生き方や選択がありますが、孫がいるという家族の形は年老いていく者にとって、「安堵」する気持ちを与えてくれるようですね。
毎年ご夫婦で旅行をしている方からは今回も旅の写真の年賀状が届きました。私たち夫婦にも旅に出かけるエンジンをかけてくれます。
そして、このたびはとりわけうらやましい年賀状が一枚。
友人夫婦が定年を迎えて、ふるさとの町へ帰り、生まれ育った海を見ながら暮らし始めたことです。毎日見ていて飽きない景色を年賀状でおくってくれました。「すっごくいいよー」と、久しぶりにきく電話での声も若く、明るく、うらやましい限り。hahatenにとってもそこは「ふるさと」です。親戚の不幸でもないかぎり訪ねる事のない町でしたが、この町の景色は自分も好きだと夫が言ってくれますので、夏になったら出かけていきたいと、心が弾みます。
昨年3月、南米旅行でお世話になった純子さんからは、背筋がビピッとなる年賀状が。この方は看護師さんなんですがお叱りを覚悟で・・・
「2008年1月から老人施設で仕事をします。時間ができたらもう1度アフリカに行きたいと思っています。エイズ孤児をテレビで見るたびに心が痛くなり、悲しくなってくる。 食べれない子が世界中にいて、なのに日本では大食い、大食いと笑っている 矛盾を感じている私です」
「飽食」の日本、一方で「ワーキングプア」が身近に起きている日本、hahatenもぬるま湯に漬かってはいられませんね。