Hot Wine な夜

ピアノサロン永野記念館での夜は、童謡唱歌を歌う会でした。ピアノとアコーディオンの伴奏で、思い思いの歌を選んで参加者みんなで歌いあいます。
毎月第四木曜日に開かれているのですが、この会はもう十数年続いているそうで、中心になっている方が夫の北海道合唱団時代を知っているとのことで、何かしら一気にこの歌う会への距離が縮まるようでした。
この日はクリスマスということで、パーティ風な感じでご馳走がいっぱいならびました。17〜8人のお客の接待をオーナー夫人(実はhahatenのオカリナの先生)が一人でこなしているものですから、お店のカウンターの内側に興味のあるhahatenが少しお手伝いをしました。
カウンター内はとても狭いのですが、合理的にいろいろなものがセットされていて、よくこういう場所からお料理が次々と出来上がるものだなあと感心しました。

一番楽しかったのは、ホットワインの準備でしたねえ。ドイツ グリューワイン(ホット)をポットに開け、火にかけ暖めるのです。二本分たっぷりと入りましたので結構時間がかかりますよね。「まだ温まりませんか?」と聞かれる度毎に味見です(フフフ)味見で無くなっちゃいますよ・・・なんて二人で大笑いしましたが、感じとしては「熱燗」にならなくては!
ふたをとるとポットの縁のところが少し泡立ってきていたので火を弱め、それから少しして出来上がりでした(これはhahaten的呑み助感覚で)。
カップに注ぐ時ほんのり湯気と甘い香りがたちのぼりそれだけで幸せな気分です。
大通り公園でマイカップにこだわり飲みそびれたホットワイン、こんなところでめぐり合うとは・・・からだが温まっていい気分でした。
これまで美味しいというだけのホットワインでしたが、ラベルを読むと、赤ワインにハーブやオレンジの皮、シナモンを入れ、砂糖や蜂蜜で味付けされたもの・・・とあります。
そうだったんですねぇ。このビンはネジキャップ(グラスワイン)になっているので少しずつ楽しむことができますね。ラベルの下には、レンジでチンするのが手軽!と書いてありました。
ビールですか? お手伝いお礼で一杯クイッといただきました。
歌を歌うより、楽しかったなーーーというひとときでした。